5月9日は「パッシブデザインスタジオ」の第4回目の授業でした。
前回の課題は、敷地図の作成と環境技術の調査です。
ダブルスキンやナイトパージ、ウィンドキャッチャーなどの環境調整が取り上げられ、各自が地域の特性を活かす意識がされていました。
そして、飯田先生から街並みの捉え方と配置計画についてレクチャーがありました。
まちの特徴を表現した事例が多く紹介され、敷地の捉え方や事務所ビルの持つ意味などイメージを持つことができたと思います。
飯田先生の講義をふまえて、グループディスカッションでは改めて「まちを読み取る」ことでその土地「らしさ」を考えました。また、各グループで選定した敷地に対して、方位や周辺建物についても再確認し、環境技術の活かし方について検討しました。
即日課題は、公共施設・オフィスについて考え、設計のテーマ、コンセプトを明確にする、です。地域の交流を深めるため1階にフリースペースを設け交流を作る案が多くありました。どんなオフィスにするか人の流れ、環境特性の利用、使用者の利用用途を考えた空間の提案がありました。
次回の課題は設計コンセプトをまとめてきます。スケッチ等による表現も工夫して、考えをまとめてきましょう。
野間 晴陽