パッシブデザインスタジオ

第1回 ガイダンス、担当教員の紹介、第1課題の説明、敷地振分け(6地点)

2025/04/10

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2025年4月10日(木)、『パッシブデザインスタジオ』の初回授業が行われました。

この授業では、気候・風土、建物外部の環境、内部の環境に配慮した環境共生建築のデザインを自ら提案をします。

特に、熱、風、光、音、水といった自然環境要素を積極的に取り入れ、建築的な要素との総合化を考えることで、自然で快適な空間を創造できるパッシブなデザイン手法を修学します。

初回授業は、授業及び課題の概要について山口先生から説明がありました。今回の課題は「環境的地域特性を活かしたオフィスビル」です。グループで敷地調査や気候特性をまとめ、全国6地域のいずれか1箇所に、地域の特徴を捉え、環境負荷のため自然エネルギーを利用した事務所ビルを設計します。

次に、非常勤の先生方から自己紹介を兼ねて、これまで関わられた建物の紹介がされました。非常勤の先生方は、大手ゼネコン、組織設計事務所で意匠・設備の立場から設計に携わられたり、環境共生住宅の設計者として活躍されている方々です。

続いて、千野先生からオフィスの傾向と地域性(事例紹介)のレクチャーでは、パッシブデザインを考える上で、事例を用いて地域に見合ったデザインや現在のオフィスの在り方について教えていただきました。

次回までの課題は、オフィスの事例調査が課題です。建築雑誌や新建築等を参考に、パッシブな環境技術、同様の規模の施設について調べ、設計に反映できるように頑張ってください。次回の授業では、今回の敷地設定と概ね同面積の横浜の敷地を見学します。

TA:石渡


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