パッシブデザインスタジオ

第7回 第1課題最終提出

2023/06/01

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2023年6 月1日(木)、『パッシブデザインスタジオ』の第7回目の授業が行われました。

本日は、第1課題最終提出日になります。

4月から5回に渡ってエスキスを行ってきた、第1課題の図面や模型は、先生方に細部にわたり採点いただきました。

先生方の採点により評価の高かった、保坂さん、澤田さん、山田さん、石渡くんに設計した建物に関して発表をしてもらいました。

 

保坂さん

建物全体を通して、総合的にパッシブデザインについて考えられている作品でした。図面、模型などの完成度が高く、先生方から高く評価されました。また、発表時にどのような考えでデザインしたのかを詳しく話している姿が印象的でした。

 

澤田さん

初回のエスキス時から、どのようなパッシブデザインを建物に取り入れれば、快適性が向上するのかをとても考えているところが印象的でした。

ダブルスキンなどのパッシブ要素を積極的に取り入れていることや、風や光の流れを的確に捉えており、先生方から高い評価を受けました。

 

山田さん

敷地の特性をきちんと理解し、平面計画やパッシブデザインを考えていました。

建物周辺の植栽の配置や建物と風の関係など、建物だけでなく周辺環境を受け、デザインしている点が高く評価された作品でした。

 

石渡くん

石渡くんは、エスキス当初から「野菜と食」のコンセプトを軸に、いかにパッシブ要素を取り入れられるかを試行錯誤していました。

ウィンドキャッチャや外観を考慮したガラス一体型太陽光パネルの設置、野菜を育てる畑への散水に雨水を再利用するなど、建物の使い方を踏まえたパッシブデザインを取り入れていました。

 

授業の最後に先生方から講評がありました。

「発表した人達の作品は、無理のない設計がされており、模型や図面を総じて詳細まで考えられていた。一方で、図面や模型の表現要素が足りない作品もあったため、再度自分のやりたいことを考えてみても良いのでは。また、総合化する力を養ってほしい。」とお話をいただきました。

 

発表を行った4人以外にも完成度の高い作品が多くありました。

先生方からいただいた話をふまえて、次週から始まる第2課題ではより完成度の高い作品に仕上げられるよう、頑張りましょう。

次週は、第2課題の敷地見学となります。

第1課題の修正や不足物の再提出などがあると思いますので、きちんと提出できるようにしましょう。

 

TA:藤田、野間(代理)


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