パッシブデザインスタジオ

第1回 ガイダンス

2024/04/11

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2024年4月11日(木)、『パッシブデザインスタジオ』初回授業が行われました。この授業は、公共性の高い建物を課題対象とし、気候・風土、建物外部の環境、内部の環境に配慮した環境共生建築のデザインを自ら提案します。特に、熱、風、光、音、水といった自然環境要素を積極的に建築に取り入れ、自然で快適な室内空間を創造できる、省エネルギーで地球環境に優しいパッシブなデザイン手法を学修し、建築的表現による説得力のあるプレゼンテーション能力を養います。

初回授業は、授業及び課題の概要について山口先生から説明がありました。第1課題は「環境的地域特性を活かしたオフィスビル施設」です。全国6地域のいずれかに1か所に、環境的地域特性を明確に捉えた事務所ビルを設計し、グループで敷地調査や気候特性をまとめ、課題に取り組みます。

次に、非常勤の先生方から自己紹介を兼ねて、これまで関わられた作品の紹介がされました。非常勤の先生方は、大手のゼネコン、組織設計事務所で意匠設計、設備設計、技術研究や長年にわたり環境共生住宅の設計に携わられた先生方です。

続いて、千野先生のオフィスの傾向と地域性のレクチャでは、オフィスビルおよびワークプレイスの動向や事例紹介による地域特性の活かし方ついて教えていただきました。

次回の授業では、地域特性のリサーチおよびオフィスの事例調査が課題となっています。建築雑誌等を参考に、パッシブな環境技術、同様の規模の施設について調べ、設計に反映できるように頑張ってください。

TA:小林那菜、野間晴陽


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