パッシブデザインスタジオ

第5回 エスキス4

2023/05/18

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本日5月18日は、パッシブデザインスタジオの第5回目の授業でした。

 

今日の課題は、断面図(1/200)でした。

特に屋根の形状や、開口部の寸法など断面図をもとに様々な検討を重ねていました。まだスケール感や構造などを掴めていないため、図面に表現できていない学生もいました。線種を区別して濃淡を明確に表現した図面もみられました。

 

授業では、最初に石崎先生から図面の構成について、過去の優秀作品を例にレクチャーがありました。例えば、平面図については、計画建物の主要寸法、各室名を記入することや、各室の什器等を表現することなどの基本的な事項についてです。コンセプトシートは、敷地見学の後に調査した気候特性や、立地のポテンシャルを生かしたパッシブ要素の表現、レイアウトについて説明がされました。

 

学生達は、課題に求められている建築面積や敷地の特徴などの条件、環境配慮等との整合性に悩む姿も見られましたが、先生方とのエスキスでアドバイスいただいたり、過去の先輩たちの作品を参考にすることで、自分の理想の建築と近づけるよう取り組んでいました。

 

即日課題はコンセプトシートの作成でした。

石崎先生からの説明を踏まえて、シートの構成は、最初にコンセプト、建築面積などを記述して、その後に断面図や平面図、パースなどから伝えたい自分の建物の特徴をまとめている学生が多かったように思います。

熱や風を活用するパッシブ要素としてウインドキャッチャー、ソーラーチムニー、ダブルスキンなどの環境技術をまとめていました。

次回の宿題は模型(1/300以上)です。

スケジュールが厳しく、皆さん大変かと思いますが、頑張ってください。

TA片山、柿澤(代理)


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