大学院建築デザインスタジオ1

第3回 大学院デザインスタジオ1

2023/04/28

SHARE

クリップボードに
コピーしました

科目名:大学院デザインスタジオⅠ 課題:金沢八景キャンパス 再編計画
担当教員:柳澤潤、酒谷粋将
非常勤講師:村松基安 TA:黒柳静希

2023.04.28(金)3.4講時目「大学院デザインスタジオⅠ」の第3回目の授業が行われました。今週も先週に引き続き、リサーチ内容や提案をグループごとに発表してもらいました。

グループの発表内容をいくつか紹介します。

・グループ2
大学キャンパスをより開放的にしたいという構想から、現在の閉鎖的な大学入り口に着眼し、塀の撤去や駐車場として使われている場所を人の導線にし、新しく人の滞留場所を作る提案でした。

先生からは、ただ人がたまる場所ではなく、勉強できる場所や、他学部との交流ができる場所にするなど、実際に人がいる姿をデザインし、表現する必要があるという意見をいただきました。

・グループ3
キャンパスを他学部、他文化、他目的、他学年、他地域との交流をテーマにし、大学内に基本となる2本の軸を設定し、中学、高校をつなぐ軸と建築学部棟を西門からのもう一本の軸に開いていき、他学部との交流の軸を提案するものでした。

このグループでは、1/500の広域のスケールから1/200のより精密なスケールまで、順を追って計画していました。キャンパスのような大きな規模の設計になると、スケールを往復した計画が重要になってきます。マクロな視点とミクロな視点の両方を考えながら計画することを心がけましょう。

次週は中間講評になります。グループごとにテーマが決まりつつある中で、具体的な提案がまだ見られないので、図面や模型に触れながら、どんどん案を出してほしいと思います。

TA:黒柳静希


関連記事