建築デザインスタジオ1

第4回 エスキス

2022/05/10

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担当:柳澤潤 准教授

非常勤講師:野上恵子(建築家)、高橋潤(建築家)

SA:手塚梨玖

2022年5月10日(火)「ハウジングデザインスタジオ」の第四回目の授業が行われました。今週は第一課題の最終講評です。

三回目の事例研究ということもあり、建物概要やコンセプトを十分に理解して自分の作品のように紹介している学生が増えました。商業地域に建つ非常に大きなスケールの建物から、地域のまち起こしを担う建物まで幅広い事例が挙げられていました。

周辺の建物まで模型でつくりこむことで、街に対して建ち方、開き方を見ることが出来ます。模型はテクスチャを貼り(塗り)、建物のコンセプトにあった表現がされている点がとても良かったです。中にはインテリアの表現までしっかりとやり遂げた学生もおり、今年はかなりの力作揃いでした。

最後に先生方から総評がありました。

柳澤准教授からは

―周辺地域を含めて建物を理解すること。将来自分が住む環境を意識しながら、伊勢佐木という場所での新しい暮らし方の提案をしてほしい。

高橋講師からは

―図面の色付けをすることでサポートスペースの役割が分かる。再度分析した事例の「商業」と「建物」それぞれのコンセプトがどれくらい合っているのか見直してみてほしい。

野上講師からは

―自分の考えが模型のテクスチャなどに現れるのが面白かった。周辺の図面や模型があると理解が深まる。スケールを意識して進めてほしい。

とのことでした。第一課題では、実際の事例を学ぶだけでなく、それぞれ理解と興味を深め、様々な新しい気づきを得ることが出来たと思います。この三週で得たことを足掛かりとして、次週からの設計課題に取り組んでほしいと思います。

○感染拡大防止のために

・教室内では、常に換気を行う・マスクの着用・距離を取るなど配慮した上で授業しています。

・教室内に二酸化炭素濃度計を設置しています。数値が1,000ppm以上を超えると換気の悪い密閉空間であるとされています。本日は650ppm前後の数値を示しており、最大で722ppmであることを確認しました。

SA:手塚


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