建築デザインスタジオ1

第1回 ガイダンス・敷地見学

2024/04/09

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担当教員:常勤-柳澤 潤    非常勤講師-矢野泰司、神永侑子 TA:梅田大新(M1)

 

2024年4月9日(火)「建築デザインスタジオⅠ」第1回目の講義が行われました。

初めに、柳澤潤教授から建築デザインスタジオⅠの授業計画や目的、課題テーマの説明がありました。今回の課題のテーマは「シェアタウン-暮らしを拡張する建築-」。敷地は神奈川県横浜市弘明寺という横浜最古のお寺のある歴史を感じられる町です。しかし、時代の流れによって町や商店街ではチェーン店などの追出しによって地域性のあるものの需要が少なくなってきています。今回の課題では、このような状況の中、暮らしと小さな商業が、建物を超えてまちと共有し重なり合う「シェアタウン」という思想をもった建築、そして地域の人々や自然、自分の身の回りに関わるものと「参加する」という視点から新たな町のような建築を提案していきます。

弘明寺はどのような街なのかということで、実際に先生方を含めた全員で敷地見学に行きました。弘明寺駅についてからは、3班に分かれ各先生方によって街の説明をされていました。実際に弘明寺に来てみると、高低差の激しい住宅地、商店街の活気、大岡川の自然、そして弘明寺という横浜最古のお寺といった多様な空間が隣接していました。

来週からは2~3人1組のグループになって第1課題のエスキスが始まります。今回の敷地見学で得た情報をまとめてエスキスに臨みます。これからは、敷地見学で実際に見たものを踏まえ、自分なりに問題定義をし、これからの暮らし方とはどのようなものであり、どのようにあるべきなのかということをリサーチやエスキスを通し、各々自分が持っているものをうまくアウトプットできるように訓練し、受講者26人の26通りの「暮らし方」が見られることをサポートしつつ楽しみにしています。                               

TA梅田


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