建築デザインスタジオ1

第7回 エスキス

2022/05/31

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担当:柳澤潤 准教授

非常勤講師:野上恵子(建築家)、高橋潤(建築家)

SA:手塚梨玖

2022年5月31日(火)「ハウジングデザインスタジオ」の第7回目の授業が行われました。今週は第三回目のエスキスです。まず初めに来週の中間発表に向け、提出物についての説明がありました。少し前になりますが、第一課題の発表が済んでいなかった学生も無事発表を終えることができました。

三つの班に分かれた後、それぞれのグループで先生方からエスキスを進めるにあたって注意して欲しい点を説明していただきました。

先週からかなりパワーアップしたものや、コンセプトを見直して新しく考えられた模型も見られましたが、具体的な住まい方に対する考えが詰まって来ている学生は、まだ少ないようでした。来週の提出では平面図とは別で、より具体的な住戸プランの図面が求められています。その場所での住まい方の提案は図面にも表れるはずです。自分の提案がしっかり伝わるような図面を書けるよう意識してみましょう。

高橋班では、一人が先生とエスキスをしている間に他の学生が集まり、自分が考えていることを共有し合っていました。お互いの作品を見て意見を交わすことで、先生とのエスキスや自分一人で考えるだけでは得られなかった新しい気づきを得ているようでした。自分の考えを自分の言葉で伝える言語化の練習にもなるので、とても良い時間の使い方だと思います。

次週は中間提出です。いきなりたくさんの提出物が求められ大変だと思いますが、次週以降のエスキスをより良いものにするためにも、是非ここで一踏ん張りして欲しいです。図面と模型とコンセプトボード、いずれも期待しています。

○感染拡大防止のために

・教室内では、常に換気を行う・マスクの着用・距離を取るなど配慮した上で授業しています。

・教室内に二酸化炭素濃度計を設置しています。数値が1,000ppm以上を超えると換気の悪い密閉空間であるとされています。本日は600ppm前後の数値を示しており、最大で623ppmであることを確認しました。

 

SA:手塚


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