建築デザインスタジオ1

第10回 エスキス

2022/06/21

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担当:柳澤潤 准教授

非常勤講師:野上恵子(建築家)、高橋潤(建築家)

SA:手塚梨玖

2022年6月21日(火)「ハウジングデザインスタジオ」の第10回目の授業が行われました。授業の初めに、柳澤准教授からダイアグラムの書き方についてレクチャーがありました。

自分のアイデアを伝えるために、余分な要素を取り除き簡略化した図のことをダイアグラムといいます。プレゼンテーションを行う際に必要不可欠なものです。図面や模型を仕上げるのはもちろんのことですが、何を使って伝えるのか、どのように伝えるのか、最終提出まで並行して考えて進められるようにしましょう。

本日は高橋講師がご欠席のため、柳澤班と野上班の二班に分かれてエスキスを行いました。いつもと違う視点から自分の案を見直すことが出来たようで、エスキス後は表情を輝かせている学生もいれば、考えこんでいる学生もいました。

50分の1スケールで住戸部分の模型をつくってきている学生が複数名いました。添景や素材など、細かい部分までこだわっているのが伝わってきて、以前よりも実際の暮らしを想像することが出来るようになりました。具体的な住戸のプランも徐々に詰まってきて、全体像にかなり個性が出てくるようになりました。まだ迷いがある学生もいるようですが、なんとか着地点を見つけ、残りの日数も考慮しながら最終に迎えられると良いと思います。

最終提出では、自身の作品に加え100分の1スケールの周辺模型も班ごとに制作してもらいます。材料から作り方まで班員全員で話し合い、進めてもらうことになるので、それぞれの班ごとで、様々な表現が見られることを期待しています。

○感染拡大防止のために

・教室内では、常に換気を行う・マスクの着用・距離を取るなど配慮した上で授業しています。

・教室内に二酸化炭素濃度計を設置しています。数値が1,000ppm以上を超えると換気の悪い密閉空間であるとされています。本日は540ppm前後の数値を示しており、最大で566ppmであることを確認しました。

SA:手塚


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