6月25日、ドローイングワークショップの9回目の授業が行われました。
今回も3Dトレーニングを行い、その後にタイポグラフィを描いていきました。
【3Dトレーニング】
今回も授業の最初に三面図から立体を想像し、立体的に描く3Dトレーニングを行いました。
今回の立体図は今までより難しく、想像を膨らませて描いていかなくてはいけません。そのため、なかなか手が進まない学生が多く見受けられ、先生方の指導がいつも以上に熱が入っていました。
【タイポグラフィ】
まず初めに、タイポグラフィについての講義をしていただきました。
タイポグラフィとは、「文字を内容に合わせ選択、設計し、情報として読みやすく配置する」意味を持っています。
明朝体(セリフ)はクラシック、ゴシック体(サンセリフ)はモダンな雰囲気を演出することが可能です。文字を使う場面や場所などそれぞれに合わせて使い方を組合せることで、人に内容を伝えやすく描くことできます。
次に、基礎として、「Typeface」をゴシック体、「文字組」を明朝体で描きました。普段目にするロゴには、文字同士の感覚や大きさなどバランスが考えられて制作されています。そのバランスを意識しながら描くことで、普段目にするロゴの見方が大きく変わったかと思います。
最後に立体文字を描いてもらいました。今回は「DRAW」という文字を、二点透視図法を用いて描きました。
学生それぞれの個性が出ていて、学生を見て回っている先生や私自身楽しく拝見しながら教えていきました。
何事も楽しく自由に描くのが大切なので、今回のように型に縛られず描いていってほしいです。
TA 阿部