• 共通科目

Furutani Hiromi

古谷 裕美

准教授


学生へのメッセージ

主に1年生の英語を担当しています。メディアを活用した英語教育を研究していることから、授業ではスピーキングのスマホ録音、LINEの学習活用、Google Documentを活用した英文協働ライティングなど、学生のみなさんが興味を抱いてグループで楽しみながら、効果的に英語学習ができる方法を取り入れています。
英語教育の研究に加えて、20世紀アメリカ文学や身体表象を研究しており、特に、アーネスト・ヘミングウェイ (Ernest Hemingway, 1899-1961) の極めて初期の作品から遺作に至るまでの作品を分析対象としています。近年では研究の枠を広げて、19~20世紀における古典芸術とモダニズム前衛芸術運動との関連性についても研究しています。第一時世界大戦から1930年代までの秩序回復期において、戦後の西欧における精神性の崩壊を目にした芸術家たちは救済を求めて古典へと目を向け始めました。ギリシアやローマに代表される古典芸術を取り込み、オリジナルの世界観を生み出すという前衛芸術活動の流れは、歴史上繰り返される芸術現象であり、古典と前衛の交差性にという観点から文学・文化研究を進めています。

世界の国々の文化、宗教、マナーなどを英文で読み、英語力だけでなく、国際社会で通用する教養を身につけていきます。
研究分野 アメリカ文学、英語教育学、ジェンダー・セクシュアリティ研究
研究テーマ ヘミングウェイにおける身体表象分析
メディアを用いた英語教育
研究キーワード 1920年代アメリカ文学、身体論、MALL (Mobile Assisted Language Learning)、古典主義芸術
担当科目 必修科目の「総合英語(リーディング)、総合英語(ライティング)、総合英語(リスニング)」、選択科目の「アカデミック・ライティングI」と「英語講読(科学)」を担当しています。