2025年7月15日に、第2回目の「音響測定実験」の授業を行いました。
今回は、前回の実験で得られたデータをもとに、パソコンを使って本格的なデータ解析を行いました。加藤先生の丁寧な指導のもと、学生たちはExcelを使って実測データの整理・分析を進めていきました。

まずは、前回の実験で測定した各種周波数の音における残響時間をExcelに入力し、データを整えました。次に、そのデータをもとに、教わった計算式を使って等価吸音面積(吸音効果を表す指標)を求めました。
計算後は、分析結果を表やグラフの形にまとめ、データの傾向を可視化しました。吸音材の有無による吸音性能の変化などが一目でわかるようになり、理論と実測結果の関係性を理解する手助けとなりました。
また、消音ダクトに関するデータについても処理と分析を行いました。
最後に、それらの表やグラフをWordに貼り付け、実験の目的・方法・結果・考察を記載しながら実験レポートの作成を進めます。
授業中は、学生同士が積極的に質問し合ったり、わからないところを教え合ったりする姿が多く見られ、和やかで前向きな雰囲気の中で作業が進みました。

