担当教員:柳澤潤
非常勤講師:矢野泰司、神永侑子
助手:村山徹 +TA 高橋葵衣(M2)
2025年5月27日(火)3,4限(13:15-16:50)
建築デザインスタジオⅠでは、設計課題の2回目のエスキスが行われました。


前回までは、どこを敷地にするのか、誰をターゲットにするのか、どのような風景や街の関係性を紡いでいくかといったストーリー作りに苦戦するグループが多かったように感じました。今週は、敷地模型やボリューム模型を作成しながらスタディを進めているグループが多くみられ、ようやく設計に関する話し合いが始まった印象を受けました。
エスキスの中で先生からは、「計画するプログラムによって街を変えていくこともできるし、建物の形式や構成によって変えていくこともできる。多面的に検討しながら具体的な形を提示し議論をすることが大切」との意見がありました。模型でもスケッチでも、言葉以外の方法でかたちのイメージをどんどん出しながらスタディを進めていきましょう。
また「生活とは何だろう?」と言った暮らしの中で起こるさまざまな関係性の一番根底にある問いを考えさせられる投げかけも聞かれました。自分がこの街に暮らし参加している側だったらという視点を忘れずに持ち続けることが必要なのではないでしょうか。「生活とは何だろう?」と自分自身に問いかけながら設計を行っていくと何か新しい発見や気づきがうまれるかもしれません。
次回は中間発表です。どのような集まり方が展開されていくのか、先生方や他のグループの人たちが想像できるような発表を期待します!
TA:髙橋