担当:粕谷淳司、小形徹、三浦秀彦
本日は、すまいデザインスタジオ1、6回目の授業を行いました。6回目は、モデリングを行いました。
授業の初めに、前回の授業と各自で自主的に製作したドローイングを見てまわりました。


その後、三浦先生にモデリングに関するレクチャーをしていただきました。
レクチャーでは、まず、やってみること、そして素材の特徴をよく観察すること。関わるときの態度、良し悪しの判断は後回しにして、いろいろな素材を試し、目の前にある事物をよく感じ取ることをレクチャーしていただきました。ドローイング・モデリングは、非言語的なものを保存できることが良さだと言っていました。
次に、製作の様子を紹介します。各自、持ってきた材料を組み合わせ、曲げたり切ったりバーナーで炙ったり、手を加えていました。また、先生方のアドバイスをもらいながら少しずつ発展させていっていました。




作業も机の上だけでなく、窓際や床、教室外の階段など、さまざま場所を使っていました。




また、作業の途中には、小形先生、三浦先生の作った作品についても説明していただきました。モデリングもどのように進めたらいいのか戸惑う学生がほとんどでしたが、先生方の作品と説明を聞いて、少しずつ自分なりに解釈しているようでした。
モデリングに使っていたものは、「ちいさな空間」で使用していた道具や自分の身近にあるものを持ってきている学生が多い印象でした。普段何気なく、生活の一部に溶け込んでいるものを改めて、触れて、見て、じっくりと時間をかけていくことは、この授業の醍醐味だと思います。素材を組み合わせてみて、どう感じるか、どう思ったかなど、感じ方はそれぞれ異なりますが、そこはあまり人に合わせる必要はないと思います。そこが、それぞれの中にしかない大事な部分だったりします。
次回はいよいよ、分析と展開の発表になります。楽しみです。
TA:小原 久奈