すまいデザインスタジオ1 (3年)

第5回 分析と展開①

2025/05/20

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担当教員:粕谷淳司、小形徹、三浦秀彦

 

本日は、すまいデザインスタジオ1、第5回目の授業を行いました。

今日の授業の流れは、それぞれのドキュメンテーションを見る→レクチャー→ドローイングになります。

本日から、分析と展開に入りました。分析と展開では、これまでの『ちいさな空間』を経て、ドキュメンテーション、ドローイング、モデリングの製作を通して、設計へと発展させていきます。

分析と展開1回目は、ドローイングを行いました。

授業のまず始めに、各自作成したドキュメンテーションを机に並べ、全員で見て回りました。

ドキュメンテーションは誰かに見せるためではなく、その時体験したことや感じたことを自分なりにまとめておくものになります。今日見たドキュメンテーションは、素材感をまとめこんだものやサイズも大小さまざまなものがありました。

ドキュメンテーションを見た後は、三浦先生にレクチャーをしていただきました。レクチャーでは、考え方やいくつかの例を見せていただきました。

これから始まる分析と展開の狙いは、思考を身体知的に深めること、そして物質・現象に対して思考することです。目的をもって何かをつくるというよりかは、視て感じながら、さらにできたものをよく観察し、次に発展させていくことが大事なポイントになります。この授業における、ドローイングは、絵の上手い下手は関係がありません。

頭の中にある、既に結果の分かったことを超えて、思いがけなかった線が描かれ、自分の内側と出会っていくかんじを掴んでいってほしいと思います。

つづけて、ドローイングの作業に入りました。

始めは戸惑う様子も見られましたが、、少しずつ大きく、各自の世界の中に入り込んで行っている様子が見えました。

2人で一つの紙に描いている学生や友達や先生方に協力してもらい、ドローイングを描く学生、キャスターのついた椅子の足にパステルをつけて描く学生、「ちいさな空間」で使用した鈴を使ってr描く学生など、その他にも多くの面白い作品がありました。どのドローイングも見ていて、とても魅力的でした。

次回は、モデリングをします。

TA:小原 久奈


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