2025年7月1日(火)、まちづくりデザインスタジオ1の第11回目の授業が行われました。
初めに、各グループに分かれてエスキスを進めました。今回の授業が最後のデザインエスキスとなり、最終提出が迫る中、多くの学生の計画が具体的なものになってきました。
エスキスの合間には、模型や図面の精度を高めたり、参考となる書籍や雑誌を読み込んで知識を深めようとしたりする姿も見られ、スタジオ内は活気に満ちていました。
授業の後半には、先生方より次回の発表に向けた貴重なアドバイスをいただきました。
ヤップ先生からは、「模型に人を配置してスケール感を意識すること、そしてこれまでのエスキスを通して伝えきってきたことを惜しみなく出し切ってほしい」というメッセージがありました。
若林先生からは、「3分間の発表に向けてまずは台本を作成することが大切であり、それを軸にプレゼンボードを構成することで、発表のストーリーが明確になる」との助言がありました。
石飛先生からは、「プレゼンボードを使用した発表の重要性について述べられました。図面やダイアグラムは描かなければならないものではなく、説明のために必要なものと捉えるべきであり、発表のための図面・模型・ボードとして構成することが望ましい」とのお話がありました。
次回はいよいよ発表会です。最終講評会に向けた大切なステップとなるため、発表練習を重ね、より良いフィードバックを得るための準備を進めていきましょう。これまでの取り組みをふり返りながら、作品をさらにブラッシュアップできる機会として積極的に臨めるとよいと思います。
SA:倉科