建築設計製図I (1年)

第6回 住吉の長屋2 断面図模写

2025/05/22

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2025年5月22日(木)「建築設計製図I」第6回の授業が行われました。

先週に引き続き、住吉の長屋の図面模写です。今回は長手方向の断面図が課題でした。

はじめに、先週と同じ住吉の長屋のビデオ資料をみました。先週模写した平面図を思い浮かべながら見ることができると良いと思いました。続いて、断面図についての解説がありました。

断面図は建物を垂直に切った時に真横から見たものをいい、床や窓の高さ、構造などを表しています。断面を描く上で難しいものが階段です。講義では階段の作図手順についての説明がありました。

手順としては(1) 踏面の寸法を測って補助線を描き、一階の地面と二階の地面を補助線で結ぶ。(2)結んだ補助線からそれぞれ踏面を描く。(3)最後に蹴上部分を描けば完成です。早く正確な階段を描くためにもこれらの手順を覚えておきましょう。

学生たちは、前回課題の平面図よりもスムーズに描けていたかと思います。先生方からの講評では、作図の順番を意識すること、平面図と照らし合わせながら描くこと、ガラスが切断されている断面線を描き分けることといったアドバイスがありました。

最後に模型作成のレクチャーがありました。初めての模型製作だと思うのでわからないことがあれば、随時、先生に尋ねることや先輩、建築サークルのアークなどを積極的に利用することで、模型の作り方の基礎を学ぶことができます。

次回の講義は5月29日(木)です。模型課題提出前の最後の講義となります。わからないことは積極的に質問し、計画的に模型を製作するようにしましょう。

SA:池崎TA:石渡


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