建築環境・設備実験 (3年)

第6回 「電力設備(幹線)の実験」I

2025/06/03

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2025年6月3日(火)は幹線設備に関する基礎的な内容についての講義が行われました。幹線設備は受変電設備から分電盤や動力制御盤まで電力を供給する役割を担うもので、人体に例えると動脈のような存在です。前半の講義では、次回実施予定の電圧降下の値と理論値を比較するために、インピーダンス法および簡略法による電圧降下の計算手法を学びました。

後半の講義では5号館のEPSを見学しました。EPSには幹線や分電盤が設置されており、大規模な建築物においては欠かせない設備です。本大学の5号館のEPSは学生の学習用に広めにスペースが設けられているため、実際に中に入って目で見て学ぶことが出来る施設となっています。普段は立ち入ることができない場所なので、学生にとって貴重な見学体験になったと思います。また、通常は天井に隠れていて見る機会の少ない配線についても解説がありました。EPSや配線計画は、秋学期の「建築環境デザインスタジオ」にも関係してくるため、今回の学びを忘れずに活かしていきましょう。

TA 佐藤


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