建築設計製図III (2年)

第5回 第1課題エスキスチェック4回目

2025/05/16

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2025年5月16日、建築設計製図Ⅲの第5回目の講義が行われました。

本日はエスキスチェックの前に中村先生より図面の書き方のショートレクチャーをしていただき、基礎的な図面の描き方から、着彩の仕方、レイアウト、断面図の基礎の描き方など、細かな表現の仕方までお話いただきました。

今回のショートレクチャーの内容は、以外にも知らなった情報や、聞きたくても聞けずにいた情報が多くあったと思います。ぜひ、自分でももう一度内容を振り返り、さらに正確できれいな図面を仕上げられるように努めましょう。

その後、前回と同様に先生とのエスキスチェックが行われました。学生たちは、来週の模型提出に向け、自分の中での最終的な設計案を模型と図面をもって先生方に説明していました。

今回のエスキスチェックでは、全体的に自分の中で固まった設計案を持ちよっていたため、内容的にも模型の作り方、表現方法を相談し、さらに良い設計にするためのアドバイスを受けている姿が多くみうけられました。一方で、先生とのエスキスをしていく中で自分の考えがさ迷いだしてしまっている学生も見受けられました。先生方のアドバイスはとても的確で参考になるものばかりで、どの情報も参考にすべきアものではあると思います。しかし最終提出も近づいているので、自分のやりたい設計には今どのような情報が必要なのかを取捨選択していけたらよいなと思いました。

また、講義の中で先生方はもちろんTA、SAにも積極的に相談している姿、同時に学生同士でも互いに自分の案を説明しあい、アドバイスを出していたり、模型の最適な作り方を考えあっている姿が見られました。

今回の作品は、間取りをメインとして考えてかたちを作っているものが多く、吹き抜けに意図が無かったり、外構、内装のデザインがぼんやりしている学生が見受けられました。最終提出ではコンセプトボードを作成します。素敵なボードを作成できるように、もう一度自分の中でコンセプト、設計案の意図を整理してみましょう。

次回は模型提出です。

今回の講義のなかでも質問として受けましたが、模型の表現の仕方にはいろいろなやり方があります。例えば、芝の再現方法では、何かを貼るというやり方以外にスプレーやジェッソを利用したやり方もあります。模型を作るうえで使う材料はとても重要です。現在は、様々なサイトでも紹介しているので調べてみるのも良いかもしれません。また、先輩に聞いてみてもその模型に最適なつくり方を教えてくれると思います。

ぜひ自分の模型を素敵なものにするためにも細部までこだわってみましょう。

皆さんの素敵な模型、楽しみにしています!

TA.宮島


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