2025年4月18日
本日から第一課題「普通の家:自分の家族の住まい」のエスキスチェックが始まりました。

まず、最初に神戸先生から、木造についてのレクチャーがありました。
骨組みを考えるときのポイントや、柱の太さによって変わる壁の厚み、断面図を描くときの納まりや部材のサイズ感について、わかりやすく説明してもらいました。
こうした部分はすべて設計に影響してくるので、全体のバランスを考えるのがとても大事です。
最終提出では、図面の中で構造までしっかり表現することが求められます。
この課題を通して、木造についての知識をしっかり身につけましょう。
その後は、先生方との個別エスキスチェックが行われました。
受講者それぞれが、先週のレクチャーをもとに「この先生に相談したい」と思った先生を選び、前回の敷地見学で感じたことや、持参した模型やスケッチなどを使いながら、今後の設計についての方向性を話し合いました




エスキスチェックの待ち時間には、友達同士で積極的にアイデアを共有したり、手の空いている先生やTA・SAに質問する姿も多く見られました。
それぞれが前向きに取り組みながら、自分の設計をより良いものにしようと工夫している様子が印象的でした。
次回は2回目のエスキスチェックです。
それまでに平面や断面の計画意図を整理しておくことで、より具体的で中身のあるエスキスにつながるはずです。
模型や図面など、できるだけ“かたち”にしながら試行錯誤を重ねていくことで、より良い提案に近づけると思います。引き続き、頑張っていきましょう。
SA 三村渓翔