担当教員:柳澤潤
非常勤講師:矢野泰司、神永侑子
助手:村山徹 +TA 高橋葵衣(M2)
2025年4月15日(火)3,4限(13:15-16:50)
本日の授業は、村山先生の「建築のプログラムをデザインする」というレクチャーからスタートしました。いくつかのプロジェクトで描かれたネットワーク図を例に、街の資源を拾い上げながらその街ならではの建築を考えていくプロセスを紹介していただきました。

その後グループに分かれて一回目のエスキスを行いました。グループごとに弘明寺についてのリサーチを行い、それぞれの視点から街の魅力や問題点、そこから見えてくる可能性についてまとめ議論を進めていきます。



リサーチの段階ですでに弘明寺で何をしたいかのビジョンを持っているグループが多い印象を受けました。一方で、提案への意識が強く弘明寺という街のポテンシャルについてのリサーチが少し雑な点も見受けられました。何度も敷地に訪れて丁寧に設計の種を見つけていきましょう。
また、先生からリサーチの進め方として「定量化」「定性化」することが大事であるとの意見がありました。数字からみる「定量的」なリサーチに加えて、観察者の感覚的なものから始まる「定性的」なリサーチが設計へのジャンプのために不可欠なものとなってきます。街を観察するだけではなく、それぞれの気づきを裏付ける作業がリサーチには必要になってきます。その点も意識しながら作業を進めていきましょう!
TA:髙橋