建築環境・設備実験

排水設備の実験1<建築環境・設備実験>

2025/04/15

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4月15日に第2回目の建築環境・設備実験の授業が行われました。(本レポートでは、テーマ2「排水設備の実験」の様子を報告する。)

初回の授業では大塚先生とTA長谷見より、実験についての説明を行った後、設工研に併設された高層排水シミュレーションタワーにて、高層階からの排水を想定した排水実験を行いました。本実験では、9階からそれぞれ1.0、1.5、2.0L/sの排水を行い、その際の管内圧力変動、封水損失の測定を目的としました。

実験は、1階に設置された流量調整バルブを回し、排水立て管に一定量の排水を流すA班、データの収集及び指示を行うB班、7・8階に設置されたトラップの封水を測定するC班の3つの班に分かれ実験を行いました。

実験の終盤には、低層階に設置されたトラップに過度な正圧が発生した際に起こる、跳ね出し破封も体験してもらいました。

講義を聞くだけではなく、実際に排水実験を体験して学ぶことは貴重なため、この経験を生かして以降の授業に役立ててほしいと思います。

次回の授業では、本実験で得たデータを基に解析を行い、レポート作成に着手する予定です。

TA 長谷見


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