2025年4月15日(火)、まちづくりデザインスタジオ1の第2回目の授業が行われました。 初めに、ヤップ先生からブックレットについてのレクチャーがありました。ブックレットを作るにあたっては写真の魅せ方はもちろん、触れたときの素材、形や大きさも重要であることを学ぶ貴重な時間となりました。
次に、グループに分かれてそれぞれが持参したブックレットについてエスキスを行いました。エスキス1回目ということもあり、手探りで進めている様子も見られましたが、「なぜこの写真を撮ったのか」「何に興味を持ったのか」といった意図のアウトプットはできていたように感じられました。また、多くの学生がブックレットにタイトルをつけており、作品としての完成度を意識している様子も窺えました。
エスキスでは、先生方から写真に含まれる要素の分解や関連事例の紹介があり、学生一人ひとりの視点を深めるヒントが多く得られたのではないでしょうか。この写真で伝えたいことは何か、写真を引き立てるワンフレーズがあってもいいかもしれません。
後半は、各自のブックレットを全体に発表・共有しました。まちの要素を抽出していく際、言葉だけでなくブックレットという視覚的ツールを活用することで、自分の考えを他者に説明できる力を育んでいけるのではないでしょうか。 視点を整理し、他者に伝える力をつけるためにも引き続きブックレットを活かしながらリサーチを進めていきましょう。
次回が最後のブックレットエスキスです。4回目の中間発表会に向けて写真の構成やレイアウトを突き詰めて考えてきてください。
SA:倉科