4月8日、「建築環境・設備実験」の第1回授業が行われました。この授業では、建築環境や設備に関するこれまでの学びを、実際の体験を通してより深く理解することを目的とし、今後は各種設備の見学、設計に必要な計算、実測、データ分析など、幅広い実践的内容に取り組んでいきます。
学生たちは5つのグループに分かれ、「電力設備(幹線)実験」「排水設備の実験」「換気の実験」「照明環境の実験」「音響測定実験」の5つのテーマを体験していきます。それぞれのテーマは、中村先生、大塚先生、遠藤先生、山口先生、加藤先生が担当され、各先生のもとで実験を進めていきます。
初回はガイダンス回として、遠藤先生より授業全体の目的、実験の概要、評価方法などについて説明がありました。続いて各テーマ担当の先生からの自己紹介が行われ、それぞれの実験内容や進め方、TA・SAの紹介、授業に向けたアドバイスなどが共有されました。

さらに、非常勤講師の加藤先生からは「レポートの書き方」について、学生の今後にも役立つ視点から、熱意を込めてわかりやすく解説していただきました。また、加藤先生が担当する「音」のテーマについても、学生とのやり取りを交えた興味深いレクチャーが行われ、教室には和やかながらも真剣な雰囲気が広がっていました。

今年度も、学生一人ひとりが主体的に学び、実験を通して多くの気づきを得られるような授業になることが期待されます。
文責:魏