ランドスケープ・デザインワークショップ

第14回 最終講評会

2025/01/21

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【日時】2025年1月21日(火)4〜5講時[15:10-18:40]
【教室】5号館503製図室
【担当】中津秀之 准教授、野田亜木子 講師、TA:荻尾明日海(M1、粕谷研)

ランドスケープデザイン・ワークショップ、第14週目の授業(最終回)です。
本日は、ゲストに中津研究室の卒業生を4名迎え、第2課題の最終講評会が行われました。講評会前にゲストの方々から、現在の仕事についての話や、学生時代から現在に至るまでの経験談など、貴重なお話をしていただきました。

その後、学生たちは順番に自分の作品についてプレゼンテーションを行い、先生とゲストの方々から講評をいただきました。
公園にギャラリーやライブラリーを設け学生と地域住民のコミュニケーションの場をつくる提案、屋上から鳥を眺めたり餌やりができたり、鳥と触れ合える公園の提案、果樹園と広場を掛け合わせた住人にとっての裏庭のような公園の提案がありました。

総評では、

・時間帯や天候によって見えてくるものが変わるので、対象敷地を何度も訪れること。
・設計部分だけでなく、外部の情報を一緒に考え表現すること。
・最終物までの過程「プロセス」を見せることが重要である。
とアドバイスをいただきました。これは今回に限らず、どの課題でも重要なことなので、忘れずに心に留めておいて欲しいです。
また、第1課題で学習したシークエンス(移動体験)の「ストーリー」が第2課題で活かし切れていなかったのではないか、という話もありました。第1課題を振り返り、自分の設計に活かせたものを今一度考え直してみることも大切だと思います。

どの学生の作品も内容が面白く、プレゼンテーションも非常に興味深いものでしたが、自分が思い描いていたものがまだ表現しきれていなかった印象を受けました。春休み期間に、ぜひブラッシュアップを進め、作品を完成に近づけて欲しいと思います。

ランドスケープデザイン・ワークショップの授業はこれで終了となります。
実践的にランドスケープを学べる授業はこの授業だけなので、完走したことに自信を持ち、今後の設計課題に活かしてほしいと思います。皆さん、お疲れ様でした!

TA:荻尾明日海


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