【担当】黒田泰介、兼広彰、戸田啓太 TA:小嶋竜也
2025年01月07日(火)、まちづくりデザインスタジオ2の第13回目の授業が行われました。今回は、カトリック小田原教会の周辺に提案する「小田原のまちづくり拠点」の中間提出が行われました。
授業の前半には、実測図面のチェックが行われました。今回も多くの修正が指摘されました。あと少し直して自分の設計案や模型を考えていきましょう。
実測図面の確認が終わった後、設計課題の中間発表が行われました。学生達は発表3分、質疑応答3分の計6分で設計案をプレゼンテーションしました。
今回提出したのはコンセプト、配置図、各階平面図、断面図、模型(1/100)です。図面の縮尺は、学生の設計案の規模に応じて1/100から1/50まで、事前にエスキス中に決められました。
中間発表の後に、各先生方から講評をいただきました。
戸田先生:
今回で形が見えてきたと思うので、もう一回模型や図面を見直して、カトリック小田原教会と設計建物の関係を考えて模型と図面に表現してもらいたい。
兼広先生:
カトリック小田原教会の実測調査と小田原の街歩きをしたことで、教会のスケール感や周辺の状況について詳しくなっていると思う。自分が表現したいこと、設計案と教会との関係性をコンセプトや図面、模型に反映してもらいたい。
黒田先生:
提出物である模型や図面を揃えないと、自分が何を提案したいか分からない。教科書(「定番 建築設計製図入門」,大脇賢次,彰国社)や事例研究をしっかり行って、設計案の断面図や平面図の表現を磨いていってもらいたい。
今回の中間提出では、半分の学生が欠席しました。季節も本格的に冬となってきて気温も非常に寒くなってきました。来週は休講のため、次回の最終提出は2週間後の1月21日となります。中間発表に出席した学生は、先生方から指摘された修正点やアドバイスをしっかり受け止めて、自分の提案に反映しましょう。欠席した学生は出席した学生にどういう箇所を指摘されたか・修正されたかを聞いて、自分の設計を見直し、最終提出に備えましょう。実測図面の修正と設計案の作成を頑張ってください。
TA:小嶋