担当:古賀、大島、津野、村山
第8回住棟計画エスキス1
2024年11月28日第8回の授業が行われました。
先週までは住戸計画の設計が主でしたが、今回からは住棟計画です。住戸と住棟との行き来、異なるスケール間での行き来などを意識的にすることが大切ということです。
エスキスでは、それぞれ模型や図面を用い、前回の中間発表時よりも住棟全体の様子が分かりやすくなっている印象でした。しかし、まだ自分がやりたいことが表現しきれていない部分もあったので、やりたいことを一つ一つ明確にしながら設計することが大切です。
最後に先生方から総評がありました。
・住まいにおいてモデルケースを提案することで、具体性が出てきます。そこに住む住民はどういう人なのか、あるいはどういう生活を送るのかを考えましょう。
・自分の設計で一番重要なものは何かを再整理する必要があります。そのために指針としてダイアグラムを書くことで、設計においての軸が決まり、考えも整理されます。
・自分の計画と周りの敷地との接点が見つけられていない人が多く見受けられました。空間を豊かにするには周辺の土地との調和、また、どの土地に置いてもよい空間になるような普遍性をもった計画を意識してください。
・計画概要から欠けている部分として50%の緑被率があまり確保できていない印象でした。住戸の配置の仕方や外部空間の作り方を意識することで自然と外とのつながりができ、緑被率も確保できるようになります。
次回までの課題として、計画した住棟を展開していきます。今回与えられた敷地だけでなく、他の敷地になったときにどんな汎用性があるのかを考えます。それによりもう少し柔軟な発想で設計できると思います。
TA:石渡