1月9日(木)、今回の講義ではコンクリートの4週強度試験(材齢28日)を行いました。
先生方から実験方法や実験器具についての説明がありました。
試験体の寸法と質量を計測した後、アムスラー型万能試験機(容量2000KN)を使用して、圧縮試験と割裂引張試験を行いました。
一週強度試験と同様に、試験中は試験体が壊れていく様子(ひび割れ等)の観察を行いました。
今回の授業では、引張割裂試験を行った、1週強度試験と4週強度試験を用いて、コンクリートの中性化試験も行いました。
また、2013年に打設を行い、現場封緘養生していた高強度コンクリートの圧縮実験も実施しました。高強度のコンクリートでは、通常のコンクリートと異なり最大荷重を超えてから荷重が下がり始めると共に爆裂破壊が生じます。あまりにも大きな音をたてて試験体が壊れる様子を目の当たりにして、受講生達はとても驚いていました。
次回の授業は、木材の強度試験を行います。
SA:谷口 拓都