2024年12月12日(木)「建築デザインスタジオ2」第10回目の授業が行われました。
今週は中間発表を行いました。
学生たちは、プレゼンボードとスタディ模型でリサーチをもとに考えた提案を発表しました。
学生それぞれの思う公共施設のあり方が多様で個性に溢れた発表でした。傾斜地を対象敷地に選定している学生が多いことが印象的でした。また、自身の経験をもとに、リサーチの結果と比較しながら設計している学生もいました。
2名の作品を紹介します。
内沢 一楓さん「strata」
追浜にある多種多様なコミュニティ活動や、隆起した地形など、追浜に蓄積されてきたコンテキストを地層と捉え、新たなレイヤーを組み込み、さらなる活性化を図る提案です。
木下 真之介さん「ヒダの織りなす街路」
広い大通りとその裏に流れる川が特徴的な敷地を選定しており、建物の奥行きをひだのように操作することで、敷地のポテンシャルを上手く引き出していました。
先生方からは、この中間講評会は、学生のためでもあり、他の人のアイデアから得られる気づき、参考になる部分を貪欲に自分の作品に取り込んで欲しい。また、追浜という地域に対する建物の在り方を熟考して欲しいとコメントをいただきました。
次週は、5回目のエスキスになります。最終提出までエスキスも残りわずかとなりました。1日1日を大切に作業を進めていきましょう。中間発表お疲れ様でした。
T A:増田