【担当】黒田泰介、兼広彰、戸田啓太 TA:小嶋竜也
2024年12月10日(火)、まちづくりデザインスタジオ2の第10回目の授業が行われました。今回は、班ごとに提出されたカトリック小田原教会の模型について採点と講評があった後、第2課題であるコミュニティ施設のエスキスが行われました。
授業の始めに、前回の提出から修正された実測図面のチェックがありました。先生方からの修正はだいぶ減りましたが、図面には赤字でたくさん描き込まれていました。修正が完了するまで第1課題は終わりません。自分の担当以外の図面をよく見ながら、実測図面を完成させましょう。
各班から提出されたカトリック小田原教会の模型はみな鮮やかな色で、開口部周りの建具の細部までこだわって作られていました。しかし周辺の建物や道などの周辺の特性が簡素なのが目立ちます。また、塔の高さを多くの班が間違えていましたが、これは立面の修正が遅れているためです。立面担当の学生は断面図をよく見て、すぐに直しましょう。
講評では模型のベースについて先生方からお話しがありました。 1/100で教会をつくると、そのベースは周辺建物を入れて A1サイズ位になります。大きいものですが、自分の設計課題の敷地に選んだところも入ってくると思います。また周辺建物を入れた模型を見て、教会の周りの状況について改めて分かることがあるかと思います。先生方から指示された修正とともに、自らのプレゼンにも生かせるように1/100模型の作成を頑張りましょう。
授業後半には先生一人につき学生8名に分かれて、設計プログラムのエスキスが行われました。今回のテーマはコンセプト・平面計画です。設計する敷地をどこにするのか、そこに何をつくりたいのか、教会のボランティア活動との関係など、これからの設計の方向性を検討しました。
来週のエスキスのテーマは平面・断面計画です。今回指示された実測図面と模型の修正を早急に終わらせて、自分の設計に取り組んでいってください。
TA:小嶋