建築設計製図II

第11回  野島公園のチャペル エスキス3:平面・断面計画<建築設計製図Ⅱ>

2024/12/19

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【担当】黒田泰介、李祥準、中津秀之、日置和宣、大沼徹、古川達也、佐野友美、加藤隼輝 、新明加奈子、中村円香、ヤップ・ミンウェイ、魏 誠浩 

TA・SA:後藤孝太朗、小原久奈

2023年12月19日(木)に建築設計製図Ⅱの第11回目の授業が行われました。

今回は第2課題「野島公園のチャペル(礼拝堂)」のエスキスの第3回目です。また、1/100の模型の提出がありました。

今回は、今年最後の授業、また中間発表前最後の授業です。始めに黒田先生からは今回のテーマである平面・断面計画についてお話しがありました。これまでの敷地図と一緒にエスキスにもってきていた1/300の模型と違って、1/100の大きなスケールで模型をつくってみると、建物の高さや窓の位置、屋根の形など、具体的に決めていかなければならないことがよく分かります。また模型を見ながら、断面図を描いてみるように勧められました。

各班の机に並べられた模型とスケッチは、どれも迫力がありました。スケッチ課題も毎週学生たちのスキルがレベルアップしています。テーマは班ごと異なりますが、今週は“どのように伝えるか“に着目した課題が出された班が多かったです。これまで以上に、写真をトレースするだけでなく、図面やシークエンスを取り入れたスケッチが多くなりました。

今週提出された1/100模型は、それぞれの提案がさらに伝わるものとなってきています。またプレゼンテーションについても話があり、教室にも先輩たちのプレゼンテーションボードと模型を参考作品として掲載しました。学生たちは、これから自分の作品をどのように人に伝えるか、文章や写真、パース、ダイアグラムなどの要素の用い方、レイアウトの仕方を学んでいました。

班によって、エスキスの待ち時間に即日課題が出され、より充実した待ち時間を過ごしていました。また、自分のやりたいことを伝えられるようになってきた学生も増え、先生や友達に自分がこうしたいという思いを熱意を持って伝えていました。

授業の最後には各班の先生方から、次回は中間発表なので出来るだけ挑戦しよう、自分のやりたいことを少しでもいいからやってみること、表現についてなど話がありました。

来週から冬休みに入ります。休みの間もそれぞれの提案に厚みが増すように、ブラッシュアップしていきましょう。年明けに皆さんが持ってくる、模型やプレゼンテーションボードを楽しみにしています。

TA:後藤孝太郎、小原久奈


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