建築設計製図II

第10回  野島公園のチャペル エスキス2:配置・平面計画<建築設計製図Ⅱ>

2024/12/12

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【担当】黒田泰介、李祥準、中津秀之、日置和宣、大沼徹、古川達也、佐野友美、加藤隼輝 、新明加奈子、中村円香、ヤップ・ミンウェイ、魏 誠浩 

TA・SA:小原久奈、後藤孝太朗

2023年12月12日(木)に建築設計製図Ⅱの第10回目の授業が行われました。

今回は第2課題「野島公園のチャペル(礼拝堂)」のエスキスの第2回目です。

今回も前回同様に、授業の始めに黒田先生から、前回エスキスでのテーマである敷地内に建物をどのように置くかを考える配置計画から一歩進めて、今回のテーマである建物内部の平面計画の考え方について説明がありました。

説明の後、各班に分かれてスケッチの講評、エスキスが行われました。スケッチは班ごとに出されたテーマに対し、学生たちがどんな作品を選び、どんな方法で描き、説明するのか、毎回の反応が面白いです。スケッチを重ねていく過程で、それぞれが建築について興味を深めていっている様子も見られます。また、スケッチのスキルも周りに刺激されながら、レベルアップしていることが私たちにまで伝わってきます。建築について学び始めたばかりで、知らないこともたくさんあるとは思いますが、だからこそ、より純粋な思いで建築を感じられることが強みだと思います。残り少ないスケッチ課題も、ぜひ楽しんで自分なりのスケッチブックを作っていってほしいです。

設計のエスキスでは全体的に見ると、前回から“かたち“がさらに具体的になってきました。また、より空間がわかるスケールに上げてきた学生も多かったです。

悩みの段階も一段階上がり、設計について検討していました。初めての設計に取り組む中で、「こうしたい」という思いと“かたち“にする間で難しさを感じている学生もいます。ですが、先生とのエスキスや友達との会話を通して、来週に向けて一歩ずつ進んでいってほしいと思います。積極的に聞きにいく学生もたくさんいるので、この調子で進めていってほしいです。

今回のエスキステーマは、平面計画でした。平面計画は建物の平面計画のみならず、周辺のランドスケープも考慮している学生も多くいます。指導する先生によって、班ごとの模型やエスキス、設計の進め方の特色があります。

次週は中間発表前、今年最後の授業となります。また、1/100の模型提出もあります。できる限り、来週までに進められるところまで進めていきましょう。模型のみならず、コンセプトボードなど最終を意識したものを持ってくると、よりエスキスの時間が深まると思います。きついこともあると思いますが、ここを乗り越えていい設計になるように応援しています。

TA:後藤孝太郎、小原久奈


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