【日時】2024年11月19日(火)4〜5講時[15:10-18:40]
【教室】5号館503製図室
【担当】中津秀之 准教授、野田亜木子 講師、TA:荻尾明日海(M1、粕谷研)
ランドスケープデザイン・ワークショップ第7回目の授業です。
本日はまず、次回の授業での第1課題の最終プレゼンテーションに向けて、先生方からパネルの要素や事例についてのレクチャーがあり、パネルにのせる素材の説明や、レイアウトの仕方などの話をしていただきました。
その中で、平面図や断面図に矢印を記入するとより伝わりやすくなるという話が印象的でした。人の視線や風の通り道、光の通り道など、これらのほかにも表現することがたくさん出てくると思います。三角形の矢印や二重の矢印、くねくね曲がった矢印など、それぞれで起こる事象が伝わりやすい矢印を各自模索してみてください。
また、声に出してプレゼンの練習をしてみることも非常に大切です。そうすることで、足りない情報や改善点に気づくことができるかもしれません。
その後は、学生たちはそれぞれ自分の作業を進めていました。茶室をスチレンボードや木材で作り直す作業をしていましたが、屋根の向きや軒の長さ、窓の位置や大きさなど、周りのデザインとの関係性をよく考えながら進められている印象でした。
最後に、学生が一人ずつ自分の作品のプレゼンテーションを行いました。
どの学生の模型も密度が上がってきました。特に茶室を細かく再現したことによって、プレゼンでの話の内容に、より説得力が増していました。
次回は、第1課題の最終発表です。自分の作品をA1サイズの用紙1枚にまとめてくることが課題とされました。先生方からの話を参考に、どの表現方法を選択すれば自分の作品の魅力が伝わるのか、よく考えながらプレゼンシートの作成に取り組んでみてください。
TA:荻尾明日海