11月16日(土)、第7回モデリングワークショップの演習が行われました。
今回の演習ではまず、一辺30mmの立方体を制作しました。これまで何回か制作してきたこともあり、より短時間で丁寧に完成させることができていました。しかし、面取りがうまくできていない、時間内に製作できなかったという学生も見受けられたので、引き続き当初の基本メソッドに忠実に何度も制作練習します。
次に今回の本課題である「Roof Design」について、屋根の形状とその参考事例、模型のつくりかたについて、先生から解説がありました。
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その後、作業を進めていきました。屋根を制作する際、スケールを合わせることや屋根にどのようなパーツが必要か、どこを面取りするのかなど考えながら制作を行っていました。特に「寄棟」「入母屋」を製作する際、屋根のパーツがうまく嚙み合わず苦戦している学生がいましたが、先生からのアドバイスにより、屋根の内部に固定材を入れる、屋根の勾配に合わせて断面を斜めに切る、など工夫をしながら解決していました。
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モデリングワークショップの演習は、今回から具体の建築エレメントに着手しています。どの学生も模型制作技術、コツ、スケールを意識しながら毎週成長できていると実感しています。後半もけがに注意し、引き続き模型を媒介に建築を深めていきましょう!