建築設計製図II

第6回 最小限住居 B-B’断面図コピー<建築設計製図Ⅱ>

2024/11/14

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[担当]黒田泰介、李祥準、中津秀之、日置和宣、大沼徹、古川達也、佐野友美、加藤隼輝 、新明加奈子、中村円香、ヤップ・ミンウェイ、魏 誠浩 

TA・SA:小原久奈、後藤孝太朗

2024年11月14日に、建築設計製図Ⅱの第6回目の授業が行われました。前回の授業に引き続き、最小限住居のB-B’断面図をコピーします。また今日は、最小限住居の軸組模型の提出日でした。製図室にはたくさんの軸組模型が並び、壮観です。

まず初めに、日置先生から断面図の書き方のレクチャーがありました。今回の断面図では切妻屋根を描きます。製図では屋根勾配の取り方と開口部の断面がポイントでした。棟高と軒高のレベルをつなぐ線が、屋根勾配となります。図面を大写しにしながら詳しく説明いただきました。また開口部には障子やガラス戸、雨戸、さらには吊りボルトなどもあり、これらを1/50で表現するときの線の省略の仕方を説明していただきました。

班に分かれて製図作業をする間、提出された軸組模型が採点されました。採点は班ごとに行われます。模型の中には完成しているものや作りかけのもの、筋交いがどこを支えているかわからないものや、柱のズレなどが気になりました。軸組模型に限らず、今後の模型制作において、垂直と水平をしっかり意識して図面通りに正確に模型を作れるようにしていた方がいいと感じました。

採点後は班ごとに軸組模型の講評会が行われました。選ばれた優秀作品の作者が発表したり、先生より講評をいただきました。講評会で先生より指示された手直しの場所や方法等をよく思い出し、最終提出までに直して、より良い模型の提出ができるようにしましょう。現段階から評価が上がるチャンスなので逃さないように気をつけましょう。

返却後は、断面図の製図作業に戻ります。今回は前回の続きということもあり、グラウンドラインや基準線等を描くのは早かったものの、開口部や屋根勾配の作図で手が止まっている人が多かったです。製図室の後ろに貼ってある1/30の図面や写真を見ることも図面の理解につながります。今後、お手本になるような図面を探して図面を描くこともおすすめです。

さて、来週は最終提出です。今回教えられた図面の修正をしっかりしましょう。また授業中に書ききれなかった図面は必ず書き上げて提出しましょう。

TA・SA:小原久奈、後藤孝太朗


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