建築設計製図II

第5回 最小限住居 A-A’断面図コピー<建築設計製図Ⅱ>

2024/11/07

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[担当]黒田泰介、李祥準、中津秀之、日置和宣、大沼徹、古川達也、佐野友美、加藤隼輝 、新明加奈子、中村円香、ヤップ・ミンウェイ、魏 誠浩 

TA・SA:小原久奈、後藤孝太朗

2024年11月7日に、建築設計製図Ⅱの第5回目の授業が行われました。平面図に続き、今回と次回の2回に分けて、最小限住居の断面図2面をコピーします。

授業冒頭、日置先生より断面図の書き方を教えていただきました。建物の切断面を赤く色付けると、どの部分が断面となるのか分かりやすくなります。断面線にはメリハリを付けながら、通り芯との関係に気をつけて描いていきます。

その後各班に分かれて、毎回の課題となっているスケッチの講評会が行われました。第1課題でのスケッチは今回が最終回となります。1回目と比べると、多くの学生が建築の空間や図面ひとつひとつを意識するようになり、用紙内に綺麗にまとめられたスケッチが数多くあって、優秀作品が多く選出されるようになっていました。

今後、自分の作品を誰かに説明するときはプレゼンシートを作成します。その時、自分の設計意図を伝えるためにも、スケッチ課題で学んだことは活きてくると考えています。まだ上手くまとめられていない人も、雑誌やネットを駆使して建築家達のプレゼンシートを見てみるといいと思います。

講評会の後は製図に戻ります。資料を参考に断面図を描いていきます。全体的にみて図面を描くスピードが遅いですが、これまでの授業を通じて効率よく図面を描く人や、過去の図面を参考に描いている人もおり、学生達の授業を受ける姿勢も少し良くなっているように思いました。

授業終わりには、恒例となった軸組模型のレクチャーがありました。今回は大沼先生より屋根の作り方について教えていただきました。屋根勾配や模型を作る時の注意点などを教わりました。

屋根を作る時のポイントは、水平筋交いを綺麗に作ることと私は思います。屋根の形を保つための部材であり、屋根部分で作るのが最も難しいように感じます。みなさん、最後まで気を抜かず最後まで丁寧に仕上げましょう。

来週はいよいよ軸組模型の提出日です。授業では今日に引き続き、B-B’断面図を描くので忘れ物をしないように気をつけましょう。

TA・SA:小原久奈、後藤孝太朗


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