担当:古賀、大島、津野
第3回「事例かるた分析発表会」と設計課題についての説明
2024年10月17日(木)住宅設計スタジオ、第3回の授業が行われました。
今回の授業では、前回集めた「事例かるた」全員のものを対象にして各自が分析を行った結果の発表と講評が行われました。分析の方法として、すべてのかるたの情報を把握したうえで、キーワードとなりうるものを見つけ、分類しながら分けていきます。
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事例かるたの分析で学生があげたキーワードには、春夏秋冬、ライフスタイル、機能性、デザイン、コアの背景、生活の分断、世代の空間を挟む、中心、住宅+a、非人間的主義などがありました。この分析を行ったことで、知識を確かなものとして整理しながら思いついたイメージを可視化できたと思います。次のステップとして、可視化できたイメージに対して客観的な裏付けをする必要があります。自分の中のイメージが、事実としてあるのか、他にもそういう例があるか、など深く調べていく必要があります。
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次に今回の課題の敷地の発表と紹介がありました。敷地は、横浜市金沢区にある称名寺から西に位置する金沢県立金沢文庫の前の公園です。本敷地は、高低差があり、周辺は自然や古い建物、住宅に囲まれています。各自敷地調査に行き、場所の特徴や歴史などを調べてきてください。設計においてもそうですが、リサーチにおいても大きなスケールと小さなスケールを行き来しながら進めていくことが大切です。
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次回の授業では、敷地リサーチの結果とかるたで予測されたことから考えてダイアグラムを中心にプレゼンテーションボードで発表します。
TA:石渡