建築設計製図IV

第一課題 中間発表

2024/10/18

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担当:柳澤潤、酒谷粋将、高島秀幸、遠藤智行(分担)、中村秀親(分担)以上常勤

杉千春、岩澤拓海、櫻木直美、井上玄、野上恵子、木内達夫、武井良祐 以上非常勤講師

助手:村山徹、YAP Minwei+TA 高橋葵衣、薗田さくら(M1)

2024年10月18日(金)3,4限(13:15-16:50)

 

授業の冒頭、高島英幸先生から構造のレクチャーが行われました。

鉄骨造、鉄筋コンクリート造、木造はどのような空間の雰囲気を得意とするのか、さまざまな事例をもとに紹介いただきました。

レクチャーの後、第一課題である「公園とともにある“こども園”」の中間発表が行われました。

まずは、各班ごとに分かれ発表が行われました。配置図兼平面図、断面図、模型を用いてこれまで考えてきた案を自分の言葉で伝えていきます。各学生、自分の案を模型や図面に落とし込み、それぞれ思い思いの表現で伝えている印象をうけました。一度自分の案をまとめ、他者に聞いてもらうことで、何ができていて何がまだ足りないところなのか気づくことができます。また、様々な案や表現を見て、新たなアイディアが生まれたり刺激を受けたりした学生も多かったのではないでしょうか。

最後に、各班から代表者が選出され、全体へ向けて案の紹介が行われました。

講評として各班の先生方から以下のことが選出理由として挙げられました。

・半屋外空間の在り方とそれに伴う配置計画が適切である

・こども園と園庭を分けずに考えていることで、街とのつながりのあるこども園の提案になっている

・どのような空間が生まれそうか、図面から読み取ることができる

・用途を超えたスケールを独自に設定できている

・小さな変更を繰り返しながら検討し、週を追うごとに空間の質が高まってきている

次週は第一課題最後のエスキスになります。今回の発表・講評を受け、自分が考える「公園とともにある“こども園”」とは何が最大のコンセプトになるのか、またそれを最も効果的に伝えるためにはどのような表現が適切であるかをもう一度考えてみましょう。他の人の発表を受け、自分なりにその考えを取り入れてみることも、案がよりよくなっていく一つだと思います。引き続き手を動かしながら、楽しく設計を行っていきましょう!                                  

(TA髙橋葵衣)


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