2024年10月4日、EF-109室で第2回の建築構造実験の講義が行われました。今回は、鉄筋コンクリート(RC)造の梁試験体の作製です。RC梁の構造的な重要ポイントを理解するために、学生たちは注意深く説明を聞きました。
設計図に基づいて鉄筋に印をつけ、適切な長さに切断しました。この工程は、細かい測定と正確な切断が求められ、RC梁の強度に直接関わる重要なステップです。
次に、機械を使って鉄筋を曲げ加工します。何度も試行錯誤を繰り返し、適切な形状に加工することに成功しました。一見簡単に見えるこの工程ですが、実際には繊細な調整と正確な技術が要求される難しい作業です。鉄筋にはひずみゲージを貼付しました。
次にRC造梁の外型枠を組み立てました。この段階では、型枠の強度と精度が非常に重要です。正確に組み立てることで、後のコンクリートの打設がスムーズに行われます。
最後はRC造梁の内部に必要な鉄筋を配置し、組み立てを行います。この工程では、鉄筋が設計通りに配置されているか、そして適切な間隔が保たれているかが確認されます。皆の協力のもと、ついにRC造梁の配筋が完成しました。
次回は今回作製した型枠にコンクリートを打設する予定です。
SA:鈴木楓茉 TA:劉子豪