建築設計製図IV

第2回 エスキスチェック1

2024/10/04

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担当:柳澤潤、酒谷粋将、高島秀幸、遠藤智行(分担)、中村秀親(分担)以上常勤

杉千春、岩澤拓海、櫻木直美、井上玄、野上恵子、木内達夫、武井良祐 以上非常勤講師

助手:村山徹、YAP Minwei+TA 高橋葵衣、薗田さくら(M1)

2024年10月4日(金)3,4限(13:15-16:50)

 

授業の冒頭、柳澤先生からこども園の事例紹介レクチャーが行われました。

実際のこども園を例に、各教室の適切な位置関係はどのようなものか、外部と内部を繋ぐ中間領域はどんな在り方があるのかなど、こども園を計画する上で手掛かりとなる要素を提示して頂きました。

「どんなことでもアイディアの始まりになる。外形、プラン、インテリア、どこから案をスタートさせてもいいが、その際なぜその形なのか、なぜその配置なのか、意味を考えながら計画していくことが大切。」と、アドバイスいただきました。レクチャーを受け、本日から各班に分かれてエスキスチェックに入ります。

それぞれがいいなと思う事例を調査し参考にしながらスタディに入る学生が多く見られました。また、ボリューム模型で各教室の配置計画から始めている学生、園庭を含めたこども園全体のイメージスケッチから始めている学生など、各学生それぞれの視点から案を探っています。

いくつかのエスキスで先生方から、まず必要諸室の面積・スケール感をしっかりつかむこと、各プログラム同士の関係を考えること、といった指摘が多く聞かれました。なんとなくの形を並べて考えるのではなく、スケール感をしっかりとつかみながら敷地全体でスタディを繰り返すことで、さまざまな視点から計画することができます。

エスキスチェック後、学生同士で案を紹介し合いそれぞれに意見交換している姿がみられました。友達に話すことで感覚的だったものが言葉として説明できるようになったり、新たな発見があったりします。今後も積極的に案を紹介し合っていきましょう!

一週間自分なりに考えた案が、今回のエスキスで広がったり、手掛かりが見つかったりした学生が多かったのではないでしょうか。まだアイディアが浮かばない学生もいると思いますが、いろいろな視点から考察し、遊んでみると良いと思います。これまで見えてこなかったポイントが案の面白さとして見えてくるはずなので、引き続き手を動かしながらスタディしていきましょう!

(TA髙橋葵衣)


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