【日時】2024年10月8日(火)4〜5講時[15:10-18:40]
【教室】5号館503製図室
【担当】准教授:中津秀之、非常勤講師:野田亜木子、TA:荻尾明日海(M1、粕谷研)
「ランドスケープデザイン・ワークショップ」第2回目の授業です。本日からいよいよ等高線に触れていきます。授業の最初に、野田先生から等高線の読み取り方や描き方についてのレクチャーがありました。野田先生が手掛けた公園を事例として挙げていただき、実際の地形の様子と等高線の図面を比較して見たことで、より理解を深められたのではないでしょうか。
その後は、先週の授業で紙粘土を使って作った地形模型を真上から撮影した写真をA3サイズにプリントアウトし、その上にトレーシングペーパーを重ね、影などをもとにトレースをし、等高線(通称「コンタ」)の図面を作成しました。同じ高さの点同士をどのようにつなげば良いかや、線と線の間隔はどのくらいかなど考える点が多く、つくった地形と図面が合わず苦戦している学生が多い印象でしたが、断面図を描いてどこが間違っているのかを確認したり、模型上に線を描いてみたり、消して、描き直して、を繰り返しながら検討を進めていました。どの学生も最初は初めてする作業に戸惑っている様子でしたが、コツを掴み次第に手が動くようになっていました。
図面が完成した学生は、コンタ模型をつくり始めました。描いた図面を印刷しスチレンペーパーに貼り付け、等高線に沿って切り出し積み上げていきます。非常に細かい作業でしたが、どの学生も集中力を切らさず黙々と作業を進めていました。
次回からはいよいよ、作ったコンタ模型にデザインが加わっていきます。まずは次回、完成した地形の図面と模型が見られることを楽しみにしています。
TA:荻尾明日海