[担当]黒田泰介、李祥準、中津秀之、日置和宣、大沼徹、古川達也、佐野友美、加藤隼輝 、新明加奈子、中村円香、ヤップ・ミンウェイ、魏 誠浩 TA・SA:小原久奈、後藤孝太朗
2024年10月3日に、建築設計製図Ⅱの第1回目の授業が行われました。この授業では春学期の建築設計製図Ⅰに引き続き、建築製図と設計の基礎を学んでいきます。
今回はガイダンスとして、始めに代表の黒田先生よりシラバスに基づいた授業テーマと概要の説明、課題の内容など授業全体の流れが説明されました。
第1課題は、建築家増沢洵が1952年に建てた木造2階の自邸「最小限住居」をテーマとして、手描きで図面をコピーします。この建築は、シンプルかつ丁寧な設計で、非常に魅力的な建築物だと私自身、思いました。建設当時の写真や図面等を見ながら、建物の特徴や魅力などを教わりました。
第1課題では図面コピーだけでなく、軸組模型を作ります。建物の骨組みの模型を作ることで、木造住宅の壁や床の構造を理解できます。建築設計製図1で作成した模型と比べて難易度がいきなり上がっているので、提出1週間前からではなく、毎週コツコツと継続して作成していくことが大切だと、自分がかつて提出した後に感じました。
授業の後半では、非常勤講師の先生方から自己紹介を兼ねて、ご自身が設計された建物の紹介をしていただきました。街と住居の間の空間について、敷地を使い切ること、周辺環境との関わりなど、先生方の作品を通して学ぶことができました。
また大沼先生と日置先生からは軸組模型の作り方について第1回目のレクチャーがありました。スケジュール管理の大切さや、模型をつくる工具や材料の選び方についてお話しがありました。
最後に各班に分かれてのガイダンスが行われました。1班あたり先生は2名、学生20名程の6班に分かれて、今後の作業や宿題の事例研究について説明がありました。
次回から、本格的に演習がスタートします。製図道具はもちろん、今日配布された1/100図面も忘れずに持ってきましょう。そして分からないことはそのままにせず、気軽に先生やTA、SAに聞いてください。半年間、一緒に頑張りましょう。
TA・SA:小原久奈、後藤孝太朗