第13回目のワークショップでは、最終講義ということで、今まで作成した課題作品を振り返りながら、11回のワークショップの内容を16ページの冊子にまとめ、各ページにあとがきや感想、デザインなどを自らレイアウトして一冊の小冊子を作成しました。
これまでのモチーフを観察し描くことの枠を超え、小冊子を制作することで以前のドローイングを復習し、学生たちに想像力や自由な表現力を発揮するように促しました。
A3サイズの用紙を8等分になるように折り曲げて、16ページの小冊子を作りました。小冊子を制作する過程で、学生たちはただ以前の作品をなぞるのではなく、題材の角度を変えたり、文字を追加したり、色を加えたりすることで、独自の個性あふれる作品を創り出しました。
これまでのドローイングを振り返ると、基礎から応用に至るまで、大きな進歩を感じます。ドローイングは建築学習における重要な表現技法として、学生たちは絵画ワークショップで学んだスキルを活かして、今後の設計や課題等で表現していってもらえればと思います。
13回の授業お疲れ様でした。
TA:トウ、佐藤