2024年7月13日(土)、ビルディング・ワークショップの第13回目の授業が行われました。
今回も継続して施工を行っていきます。来週がビルディング・ワークショップの最終週となるため、最終週の授業で完成した制作物で楽しむにはほとんどの施工作業を完了させる必要があります。
ほとんどのグループは必要な部材の切り出しが完了してそれらを組み立てる段階に入り、徐々に各グループの作りたいモノの全体像が見えてきました。あるグループは、実際に持ち上げてみたり、座ってみたりと完成後の使いかたを想定して細かな修正を加えていたり、先週の時点でほとんどの施工を終えているグループは塗装を行うなど、完成に向けた施工の様子がみられました。
一方施工の遅れているグループは、共通して木材同士を組み合わせる段階で苦戦している様子でした。数ミリの小さなずれや加工時に切断面に出てくるバリが施工時においては大きな影響を及ぼすことを実際に体感したことで、学生たちにとってはディテールにこだわることの重要性を理解するとても良い機会になったのではないでしょうか。
来週はついに最終回となります。最終回の授業では、各グループ施工を完了させるだけでなく完成した制作物を利用し、利用後には解体するという建築生産における一連の流れを体験します。すべてのグループが未だ完成には至っていませんが、各グループしっかりと完成させてキャンパスをハッキングできるように頑張りましょう!
TA:飯濱