建築設計製図I

第12回 アクソノメトリック図

2024/07/04

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2024年7月4日建築設計製図Ⅰの第12回目の授業が行われました。

はじめに、アクソノメトリック図について説明がありました。アクソノメトリック図は図面を立体的に見せることができます。また、構造面では柱や壁などの配置やせ設備面では配管などの配置を確認することができます。このようにアクソノメトリック図は建物を全体的に確認するために便利なものです。

次に課題について説明されました。前回の講義の時に配布説明プリントも参考にしながら、自分が作った模型のアクソノメトリック図を作図します。これは下から描いても上から描いても良いですが、まず全体を捉えるための図を描くことが大事です。3層の階段状の建物全体を大きい立方体として捉え、寸法を押さえておくことが大切だというアドバイスがありました。こうすることで、最後で形がずれてしまうのを防ぐことができるのです。

これまでの建築図の作図に取り組んだ時より取り組みづらそうな人が多かったです。描き始めれば良いのか理解していない人が多く見られた印象があります。アクソメ図はあくまで図面を立体にしたものなので、平面図などを見るようにしましょう。

次回はアクソメ図の続きです。今回描いたアクソノメトリック図に着色します。着彩するための色鉛筆を忘れないようにしましょう。画材屋に行くと様々な色鉛筆が売られているという話がありました。書き味や色の調子が様々あるので一度、皆さんも試してみると良いと思います。着彩の時の色鉛筆は軽くソフトに薄く使うことがコツだというお話もありました。次週は楽しみながら仕上げができるように少し復習と予習をしておくとよいと思います。

SA:木本


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