第11回目のワークショップでは、果物や野菜をモチーフとした色鉛筆のドローイングを行いました。
果物と野菜を描きたい構図に配置して、色彩や質感、光沢など野菜・果物の特徴を色鉛筆で表現していきました。レイアウトを決める際、スケール感や形状、光が物体にあたった際に出来る影を意識しながら全体の構成を決めていきました。
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鉛筆で薄く下描きをし、果物や野菜をよく観察した後に色鉛筆で色をのせていきます。前回学んだ「色相、明度、彩度」を意識し、複数の色を重ねることや指でなじませることにより果物や野菜によって異なる複雑な色彩や質感を表現していきました。
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後半では、果物や野菜を自分の好きな形にカットや皮剥きをして、モチーフの切断面等、内部を見せるドローイングを行いました。加工したことにより表面とは違う特徴が見え、色味や形状、質感の変化による新しい視点を発見する学生もいました。それぞれの特性を際立たせるためのレイアウトを新たに考えていきました。
果物や野菜によって加工方法に違いがあるため、学生それぞれの個性溢れるドローイングができました。
TA:トウ、佐藤