大学院建築デザインスタジオ1

第8回大学院デザインスタジオⅠ

2024/06/07

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常勤講師:柳澤潤、酒谷粋将、非常勤講師:村松基安
TA:田﨑太一(M2)、金曜日3〜4限

2024/06/07 3.4講時目「大学院デザインスタジオⅠ」の第8回目の授業が行われました。今週から第2課題が始まります。まず、第2課題の担当教員である酒谷先生から、課題説明をしていただきました。第2課題は「知の交流と創造の場としてのキャンパス空間」をテーマに、9号館の立て替え・もしくはリノベーションに取り組んでもらいます。食堂や購買等のいま存在する建物の役割は一定程度担保しつつ、大学に関わる様々なモノ・コト・ヒトをつなぐハブとしての役割を担う新しい9号館を提案してもらいます。

課題説明の後、対象敷地である9号館の敷地見学に行きました。以前は、売店や食堂に集う学生で賑わっていた9号館も、現在では閑散とし寂れた雰囲気になっていたり、西門から最も近い場所にあり、地域との交流が期待できる場所にも関わらず、キャンパスを囲う柵によって閉鎖感が出てしまったりと、9号館が持っているポテンシャルを活かしきれていない現状を前に、第2課題に対する構想が大きく膨らんだことかと思います。

第二課題から具体的な建物の提案になり、居心地の良い空間、プログラムはもちろん、設備系の機械の配置や、独自の教育カリキュラムの提案など、大学院の課題ではその提案が実現するかもしれないという、提案のリアリティが求められます。また、研究室のプロジェクトなどで各々忙しくなるとは思いますが、効率よく作業を進め、魅力的な提案をしてくれることを楽しみにしています。

TA:田﨑太一


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