5月28日、第6回目の「建築環境・設備実験」の授業が行われました。
当記事では、「電力設備(幹線)の実験」の1回目の様子を報告します。
本日は幹線設備についての基本的な事項の講義がありました。幹線設備は電気を受変電設備から分電盤及び動力制御盤まで運ぶ設備で、人間に例えると動脈にあたる非常に重要な設備となっています。本講義では、次週実施する電圧降下の実験値と比較するためにインピーダンス法、簡略法による電圧降下の計算方法を学び理論値を算出しました。
講義後、5号館のEPSを見学しました。EPSには幹線や分電盤が設けられており、大型の建物では必要不可欠なスペースになっています。EPSに入れる機会は滅多にないため学生にとって貴重な経験となったと思います。また、本来は天井に隠れていて見ることが難しい天井内の配線についても説明がありました。EPSや配線の計画は秋学期に行われる「建築環境デザインスタジオ」でも重要になってくるので忘れないようにしましょう。
来週は実験を行うので設工研4階に集合です。
TA 佐藤耀