2024年6月1日(土)、ビルディング・ワークショップの7回目の授業が行われました。
今週も先週に引き続き積算の作業を行います。初めに、各グループの進捗状況とこれからすべきことを全体で共有してから、作業に入りました。
各グループおおまかな図面や模型の作成は進んでいる一方で、使用する材料の選定やそれらの細かな寸法が定まらずに積算が進んでいない印象を受けました。設計から施工まで一連の作業を行う上では全体のイメージだけでなく、細かなディテールにまで気を配りながら検討を進めることが重要となりますが、片方にだけ注力してしまうと結果的に双方の作業が停滞してしまうことになりかねません。
確実に必要となる部材を算出しておおまかな見積もりを出してから細かな仕上げの検討を行ったり、人数の多いグループは作業を分担して検討を進めるなど、プロジェクトを効率よく進めていくにはどうするべきかをマネジメントする能力が必要となります。
また、今週になって初めて図面を印刷して先生からチェックを受けるグループが出てきました。模型と合わせて寸法の入った図面を書いてみることは、相手につくりたいモノのイメージを伝えるだけでなく、複数人で実物大のモノを作製する本授業ではグループ全体でイメージを共有し、自分たちの理解を深めるためにもとても大事なことです。
授業の最後には各グループの進捗状況を確認しながら、先生方にアドバイスをいただきました。来週も積算を行いますが、木材の発注期限が迫っているため主要部材の積算は完了させる必要があります。全体的にペースを上げて図面と模型を仕上げ、積算を完了できるように頑張りましょう!
TA:飯濱